
鴨川シーワールドホテル、「汚い」ってウワサは本当?
子連れでも安心して泊まれるのかな?

子どもと一緒の旅行って、宿選びに悩みますよね。
うちも1歳の娘を連れて、初めて鴨川シーワールドホテルに泊まったんですが、正直かなりドキドキでした。
でも、実際に泊まってみたら想像以上に快適で、結果としては大満足。
古さはあるものの、清掃がしっかり行き届いていて「汚い」と感じることはありませんでした。
そして何より、子連れでも安心して過ごせる工夫がいっぱいで、家族みんなで楽しめるホテルだなと感じましたよ。
とくに夜の水族館は、眠る動物たちを静かに見学できる特別な体験で、大人も子どもも癒やされること間違いなし!
以下で詳細について、たっぷりの写真付きでご紹介しますね。
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鴨川シーワールドホテルは汚い?実際に泊まって分かったこと
①建物の外観と共用スペース
まず、建物の外観についてですが、塗り替えがされていて見た目はわりときれいです。

裏側にあるバックヤード付近のパイプなどは少し錆びていましたが、海が近いので塩害の影響かもしれません。

ロビーは清掃がしっかりされていて、清潔感がありました。



革のソファには破れがあったけれど、それも「汚い」というより「古さを感じる」程度。
ちなみに、エレベーターはちょっと昔のタイプではあるものの、特に汚い印象はなく、快適に使えました。
部屋に向かう途中の廊下も清掃が行き届いていて、全体的にとても清潔な印象でした。

②客室の清掃と老朽化の様子

お部屋に入った瞬間、「昔ながらの旅館っぽいな」と感じました。
天井や柱、床、畳などに経年劣化が見られます。




でも、壁紙や障子、襖はきちんと張り替えられていて、部分的には新しくなっている印象です。

テーブルや備品も丁寧に扱われていて、清掃は行き届いていました。
「古いけど清潔」まさにそんな感じでした。
③浴室・トイレ・大浴場の清潔感
部屋のトイレはウォシュレット付き。多少の古さはありますが、清潔に保たれていました。

浴室は少し狭く、浴槽もコンパクトですが、こちらも清掃はきちんとされていました。



気になったのは、浴槽の栓を開けたときに硫黄のような臭いがしたこと。
この点は気になる方もいるかもしれませんね。
大浴場と脱衣所は全体的にとても清潔でした。
壁に温泉成分の白い塊(湯の花)が少しついていたくらいで、特に不快な点はなかったです。
④清掃状況と感じたことの総まとめ
全体的に「新しいピカピカのホテル」とは違いますが、古さを感じさせながらも、きちんと清掃されている印象でした。
例えるなら、「田舎のおじいちゃんおばあちゃんの家」のような、ちょっと懐かしくて落ち着く感じです。
汚いというよりは、丁寧に手入れされている古さがありました。
「清潔感があるならOK」という方には、問題なく泊まれるホテルだと思います。
鴨川シーワールドホテルの子連れ宿泊レビュー
次に、実際に泊まって感じたことを、子連れ目線でまとめてみました。
①部屋の設備と子ども向け配慮
部屋には子ども向けの工夫がたくさんありました。
手洗い用の踏み台やトイレ補助便座が最初からセットされていたのは、ありがたかったです。


さらにテーブルの角にはコーナークッションもついていて、娘がテーブルの下に潜り込んでも安心でした。

押し入れには、子ども用のハンガーも用意されていて、こういう細かな配慮って、親としては嬉しいポイントですよね。

館内着は子ども用もあり、大人とお揃いのシャチのイラストが描かれていてとても可愛かったです。

ただし生地がやや厚手なので、暑がりのお子さんにはちょっと注意が必要かも。
うちの娘はズボンだけ履かせて、上は肌着だけで寝かせました。

逆に、食事などで汚れそうなシーンでは、上の館内着だけを着せてよごれ防止に活用しちゃいました(すみません笑)。
そして何より印象的だったのが、部屋からの景色!
障子を開ければ、目の前には広がるオーシャンビュー。

娘も大はしゃぎで、窓にぴったり張りついて外を眺めていました。

ぼんやり海を眺めたり、波の音で目覚める時間は、とても贅沢なひとときでしたよ。
ちなみに今回は「2間続きの和室」に宿泊したのですが、冷蔵庫にサービス(特別室限定)のフルーツの盛り合わせもあって、ちょっと得した気分になりました。

②食事(バイキング・離乳食)の充実度と会場設備
レストランでの食事はバイキング形式。

夕食は炊き込みご飯、カレー、麻婆豆腐、タンドリーチキン、パスタ、スペアリブ、プチケーキなど和洋折衷で充実。
ほかにも、ライブキッチンでは寿司・ローストビーフ・天ぷらがありました。
私はローストビーフに「サクサク醤油」をかけて食べたのがかなり美味しくておすすめです!
朝食バイキングもなかなか豪華で、作りたてのフレンチトーストはふわふわで絶品でした。

中華粥やごまだし茶漬けは、自分で具や薬味を自由に盛り付けられ、これもかなり美味しかったです。

ちなみに、別注料理もあり、宿泊前に予約しておくと早割が適応されるものもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

このように、大人も楽しめるラインナップでしたが、小さな子ども向けにもちゃんと準備されていました。
月齢別(7・9・12ヶ月用)の離乳食が用意されていて、スタッフの方が温めて持ってきてくれます。
お願いすれば、海苔やふりかけ、納豆などにも対応してくれて、ありがたい対応だなと思いました。
会場には子ども用の椅子やハイチェア、ハイローチェアも完備。
ねんねの赤ちゃんでも安心ですが、ハイチェアの中には股の固定が壊れているものもあったので、注意が必要です。
うちの娘は1歳ですが、家でも椅子に座らない大暴れタイプなので、ハイチェアだとずり落ちそうで怖くて、結局抱っこ紐で食べることに。
でも、食べムラが酷い娘はそうめんしか食べてくれず…やっぱり暴れました(笑)
そこで助かったのが、会場横のキッズスペース。



夫と交代で食事をしながら、娘はそこで自由に遊ばせておけたので、本当にありがたかったです。
しかも、授乳室まで完備されていて、子連れには神スポットでした。
会場内は他にも小さなお子さん連れが多かったので、多少ぐずってもお互いさまな雰囲気なのが救いでしたよ。
③子ども用アメニティと遊び場
ホテル内には、他にも子ども向けの設備やサービスがしっかり揃っています。
売店にはベビーグッズコーナーがあり、オムツ(M・Lサイズ)や絆創膏、乾電池なども置いてありました。

1階の奥にはゲームコーナーもあって、遊び場に困りません。


さらに、15時〜21時には「手作りキャンドル体験」も開催されていて(有料)、ものづくりが好きな子にはぴったりです。
夏場は宿泊者専用のガーデンプールも利用可能。

子ども用プールは直径4m・水深50cmと浅めで、小さい子でも安心して遊べます。
大人用プールは長さ15m×幅6.5m・水深120cmで、家族みんなでしっかり楽しめるサイズ感でした。
夕食時には、ホテルのマスコットキャラクター「オルタン」か「シルキー」が登場してくれて、娘もニコニコで写真を撮ってもらえました。

そのほか、貸出品も充実していて、空気清浄機・加湿器・アイスノン・体温計・おねしょシートなどが揃っています。
ベビーカーや車イスもレンタル可能で、必要なものはフロントで気軽に借りられます。

④お風呂・トイレの安心ポイント
大浴場の設備も、子連れに優しくて安心でした。
ベビーベッド、小さなサークル、バスチェア、ベビーバス、お風呂用おもちゃまでフル装備。
脱衣所にはオムツ用のゴミ箱もあって、何も困りませんでした。
1階ロビーのトイレにも、おむつ交換台や補助便座が備えられていて、ちょっとした時にも安心です。

⑤水族館へのアクセスと出入りのしやすさ
鴨川シーワールドホテルに泊まると、滞在中はいつでも水族館に入館できるのも嬉しいポイント。
到着したその日から、出発する直前まで、何度でもふらっと立ち寄れるのが助かります。
小さな子どもがいると「いったんお昼寝させたい」「ちょっと部屋で休ませたい」というタイミングが出てきますが、そのたびに出入りできるのは本当にありがたいです。
ホテルのロビー奥には、宿泊者専用のICカードゲートがあり、カードをかざすだけで専用通路から水族館へ直行できます。
通路を抜けてたったの50mほどで、セイウチやトドがいる「セイウチの海」エリアに到着。
ベビーカーでもスムーズに移動できて、まるで水族館が庭先のような近さです。
⑥スタッフの対応とサポート
スタッフの方々は、全体的に優しくて子連れへの配慮が行き届いていると感じました。
小さな子どもにも慣れている感じで、娘に笑顔で手を振ってくれたり、声を掛けてくれたり。
困った時も、すぐに気づいて声をかけてくださるので安心感がありましたね。
ちなみに、最近は外国人観光客の多いホテルも増えてますが、ここでは不思議と見かけませんでした。
落ち着いた雰囲気で、ファミリー層中心という印象です。
初めての子連れ旅行でも、安心して過ごせるホテルだと思いました。
鴨川シーワールドホテルの夜の水族館探検は神秘体験だった
鴨川シーワールドホテルに泊まったら、ぜひ体験してほしいのが「夜の水族館」です。
昼間とはまったく違う静けさのなかで、眠る動物たちの姿を見られる特別なプログラム。
ちょっと大人っぽくいけれど、子どもでもちゃんと楽しめる。そんな「夜だけの水族館探検」をご紹介しますね。
①参加方法とスケジュールの流れ
申し込みは当日19時までにフロントでOK。参加費は600円、チェックアウト時に一緒に精算できます。
夕食後に19:30にロビー集合し、20:20ごろに終了という流れ。
所要時間は50分ですが、夜の生き物たちの姿を見られる貴重な時間です。
私たちが参加したのは日曜日の夜だったのですが、想像以上に参加者が多くてびっくり。
けっこうな大所帯で、みんなでぞろぞろと連なって水族館へと向かいました。

②夜のシャチやペンギンたちの様子
夜の館内は薄暗く、落ち着いた雰囲気。

夜の水族館では、アシカ・アザラシ・セイウチが眠っている姿や、半球睡眠中のシャチの泳ぎが観察できます。

特に、月明かりの中で静かに漂うシャチの姿には、幻想的な美しさがありました。

ロッキーワールドのペンギンたちもお休み中で、昼間とはまったく違う落ち着いた雰囲気に。

スタッフさんの解説やクイズも、睡眠にちなんだもので夜ならでは。
夜の空気にマッチしていて、かなり癒やされる体験でした。
③子どもが飽きた時の対応方法
ただし、静かな空間で時間も長いので、小さい子にはちょっと退屈に感じることもあるかもしれません。
実際、我が家の娘も途中で飽きてしまいましたが、後方に待機していたスタッフさんに声をかけると、ロビーまで案内してくれました。
途中離脱OKなのは、子連れにとってかなり助かります。
無理に最後まで付き合わせなくてもいいという安心感がありますね。
会の最後には「夜の水族館探検パンフレット」が配られます。スタンプ欄もあって、旅の記念になりました。

大人も子どもも、ちょっと静かな非日常を楽しめる、素敵なイベントです。
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④朝の散歩で見られる特別な裏側
もし翌朝も余裕があれば、「朝の散歩」イベントもおすすめです。
ロビーに8:05集合で、8:50までの約45分間。夜とは違って、準備中の動物たちの様子が見られます。

スタッフさんが解説しながら案内してくれるので、裏側見学のようなワクワク感も。
朝の時間帯ならではの見どころは、動物たちの餌やり、体調チェック、水槽の清掃作業など。

普段見られない「水族館のリアルな仕事風景」が見られて、大人も子どもも楽しめる内容でした。
個人的には、「夜~朝は警備員のライト対策でマンボウの水槽に黒い布がかけられている」ということを知れたのが面白かったです(マンボウは外的刺激に弱いそうです)。
朝は夜より参加者も少なめなので、落ち着いて楽しみたい人にはぴったりでしたよ。
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実際に泊まって感じた、鴨川シーワールドホテルの魅力
古さはあるけれど、清掃がきちんと行き届いていて、全体的にとても清潔感のあるホテルでした。
「汚いのでは?」と心配していましたが、実際は全然そんなことなく、むしろほっとできる空間でした。
子ども連れへの配慮も細かく、アメニティや貸出品、遊び場など、至るところに「助かるな〜」と思えるポイントがたくさん。
夜の水族館では、眠る動物たちの姿に癒され、昼とは違う静かな世界を楽しめたのも印象的。
子連れでの旅行は不安がつきものですが、鴨川シーワールドホテルは「また来たい」と思える安心感がありました。
これから宿泊を検討している方の参考になればうれしいです!
気になる方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。